25.11.25●低気圧といつかの死

2025/11/25 コマちゃん部屋の掃除をしました コマちゃんは土管の中で逆さまになって、大触覚をピコピコ動かしていた。元気なのは良いこと。ナスはあまり食べず、豆腐のおやつは完食していた。 おれはというと、雨の日であるから、案の定、爆弾低気圧にまいっている。とはいえ心は案外、沈んでいない。身体がとにかく重い。眠い。頭が痛い。脳みその中に毛糸を忍ばせられてるような圧迫感。(意味不明な例えだけどこれが一番しっくりくる) ぼんやりした頭で、真っ黒のパソコン画面に映る自分の顔を眺める。おれは、ネガティブな気持ちではなくて、当たり前に来るものとして死のことをよく考える。 出来るだけ長生きしたいので、少しでも身体に異変を感じれば、病院に行くようにしているけど。まあそれはさておき。 自分の顔を見る。いつか訪れる死のことを考える。おれはどんな顔で死ぬのだろう。穏やかな顔か、苦しみの顔か、それとも変な顔か。変な顔だったら嫌だなあと思う。でも、死んだ後にはそんなことも考えないのだろうけど。 ところでコマちゃんは、我が家に来てそろそろ1年と5ヶ月になる。出会った頃の大きさから考えると恐らくもうすぐ2歳になるのでは?ウスカワマイマイにしては長生きだなぁと思う。 そしておれは間違いなくコマちゃんの死に目をみることになる。寿命として、当たり前に。おれはそのことが大変嬉しい。 愛しい生命の終わりを無事に見届けることができて、空になった肉体を慈しんで別れを告げることが出来るのは、残されたものにとって最大の幸せだろう。少なくともおれはそう思う。 小さな命との日々は、それらが約束されているからこそ、寂しく、愛しい。 で。おれが。いつかその時、最期の時が来たら。その時、誰がいるのか、どうやって、おれの肉体を、どのように、何を思って、別れを告げるのだろうか。 考えても意味が無いと思ったのでやめた。 でもなんとなく、おれは愛しい人より長生きしようと思う。出来ればの話だけど。 人生はまだまだ長いから、語れる夢も、抱ける理想もたくさんある。仕事のことも、趣味のことも、今日みたいに死のことも。